2014年7月16日水曜日

【緊急投稿】アジア富裕層ビザなし訪日は有効か?

大前研一氏 アジア富裕層はビザなし訪日可能にすべきと提案
http://www.news-postseven.com/archives/20140715_265785.html

という記事を読んだ。
シンガポールを拠点に、ASEAN及び台湾香港の訪日観光PRに携わる者として、現地からも大いに賛成させていただきたい。




◼︎アジア富裕層の求めているもの 〜本当の体験と安心・安全

理由として、
①アジア富裕層でも日本ビザ申請は面倒であり、気持ちが遠のく。
②ASEANの人々が世界で最も観光したい国は日本である。
③アジア富裕層はより高い質の体験、サービス、商品、安心安全を求めている。
④富裕層にこそ響きやすい高価値で文化的な観光コンテンツを日本は持っているし、開発している
⑤日本は最も観光コストがかかるが、富裕層はお金はいくらかかっても良い、貴重な体験を求める

つまり、富裕層はお金では買えない体験を求めているのである。
韓国や台湾、タイよりも表現しにくい貴重な体験ができるのはどこか?
歴史が長く、独自の文化を育ててきた日本である。

◼︎富裕層には精神的に豊かになる体験を 〜老夫婦からのビデオレターに感動

先日、シンガポールの富裕層20人が高知の網引き漁を一緒にしたお爺さん夫婦からビデオレターをもらい、更なる富裕層を引き連れて再訪したという出来事があった。

彼らは中国で不動産で一山当てた成金とは違う。多くは4.5台続いた華僑の名家であり、欧米の大学院を修了した教養ある文化人である。

◼︎桜や温泉はライバル国のものになりつつある

昨今、韓国は桜を、台湾は温泉を広告の要に使ってASEAN中でPRしている。日本の無形資産が韓国のもの、台湾のものと認識され始めているのである。


台湾PRに温泉を全面に出している。
韓国は、桜を前面に出した広告展開

また、訪日外国人は、昨年ようやく念願の1000万人を突破したが、人口500万人のシンガポールには1500万人、人口2800万人のマレーシアには2500万人の外国人観光客が訪れ、抜本的な制度改革をしないと世界的な観光客誘致合戦でますます差をつけられてしまう。


お金が全てを測る物差しではないが、親日で教養もあり日本の文化歴史、季節や地域間の小さな違いの分かるASEANの富裕層になら、日本の門戸を開いても良いのではないだろうか。
(アジアクリックシンガポール/高橋学)

2014年4月24日木曜日

ビザ免除ニュースで、インドネシア人観光客が知りたいことまとめ

Selamat siang, インドネシア人観光客担当のベルダです。 インドネシア人訪日観光ビザが解禁になるかもしれないニュースはインドネシア人の間でもニュースです。 去年からインドネシア人の友達から、日本旅行について質問が頻繁にきています。 考えてみたら、VISA免除じゃなくても、すでに日本に行きたいインドネシア人がたくさんいると思います。 問い合わせした友達は、結局ツアー団体に参加しないで、個人旅行、家族グループ(少人数)で行くケースが多いです。 旅行会社のツアーで行かないのでいろいろわからないので、私に聞いてきています。 インドネシア人からの訪日旅行についての質問でいちばん多いのは: ①宿泊 安いホテルで泊まりたい。 ②観光地について、 花がたくさんあるところはどこ、 青森の温泉はよいのか? TDL・TDS以外、東京都内にどんな遊ぶところありますか 札幌は何がある?など ③時期・季節について なぜか「日本といえば寒い」という印象が強いのかな? 季節について何もわからない。一年中寒いの? 雪は何月? ④距離 1週間で足りる、このルート?大阪・京都・奈良・富士山・東京・北海度、 大阪から札幌まで何時間? たくさんのメディアが日本に関する情報を発信していると思いますが、やはりまだGAPがあるようで、日本という国はただのジャワ島のようなものだと思っているかもしれません。

インドネシア人の友達は、日本についてとても深く興味を持っていますが、現地で流れている情報はバラバラでまとまらないですね。 例えば日本は寒い!という思い込み。たぶん富士山のせいです。富士山に雪がかかっているので、日本というイメージは寒いとインドネシア人が思っているかもしれません。
また、華人もイスラム教徒のプリブミの友達からの質問、食べ物に関して質問はまったくありませんでした。 食べ物について、そんなに気にならないそうです。 一番気になるのは、ホテル代です。 一人おおよそ一泊3000-5000円前後、もう少しアッパーミドルは一人10000円を超えないくらいが希望です。

(インドネシア担当/ベルダ)



2014年4月23日水曜日

お花見に行こう! 日本とは一味違う、台湾のお花見の楽しみの仕方とは?

哈囉(ハロー)!台湾担当のチャニンです!

最近、日本の桜もう咲いていますよね。皆様は友達とお花見に行きましたか?
チャニンの友達の中でお花見を見に日本へ行った方もたくさんいますね。

でも、実は台湾でも花を見られて、賞桜名所もありますよ。今回は台湾の人気お花見名所について話しましょう!


まずは台北の人気観光地―「陽明山」です。

毎年の2月下旬からの「陽明山花季」は台湾で一番人気なお花見場所です。
桜、ツツジ、椿、桃の花、ボタンなどを咲きまして、とてもきれいです。

それに、三月から野芋も採られます。陽明山の野芋は台湾のなかでも有数の美味しさなので、チャンスがあれば、是非やってみてください。
また、お花見以外に、台湾山野菜料理レストランもあって、温泉でも入られます。


次には、淡水に置く賞桜名所―「天元宮」です。

実際のところ、天元宮は道教のお寺ですが、1970年百名人以上の道士とボランティアが日本からの吉野桜と台湾原生桜を植えました。
数百枚の桜と中国ぽっいなお寺が入り交じた景色は想像より綺麗だし、台北市から一時間半の中で到着されるので、人気がとても盛り上がったです。

土.日曜になると、淡水MRT駅から天元宮までの乘車時間はもともとの15分から一時間以上にもなってしまいちょっと困りますが…。
私が大学生だったころは、四年間には毎年天元宮へお花見を見に行きました。


最後には、台湾人気観光地日月潭の近くに置く遊園地―「九族文化村」です。

日本さくらの会がさくら名所を選びまして、台湾第一多い桜を持って、夜でも桜をできます。
三月からはラベンダーも咲いていました。
ロープウェイに乗ると、有名な観光地・日月潭(台湾最大の淡水湖で、深緑色の湖は時間によってヒスイ色や紺碧に見えるんです)も行けられますよ。

いかがだったでしょうか?台湾の花見は、桜だけでなく他の春の花も一緒に愛でるのです。温泉地も近くにありますし。
特に、日本では北海道などで夏に咲くラベンダーが、こちらでは3月に咲いて桜と一緒に見られるので、日本の方にはちょっと珍しいかも!?
同じ植物でも、他の国で見るとまた違った楽しみ方ができるでしょう。

(アジアクリック・台湾担当/チャニン)

インドネシア人観光客ビザ解禁ニュース! 現地でインドネシア人に反応を聞いてみたら?!

インドネシア現地でも、訪日観光ビザ解禁のニュースにインドネシア人達は喜びのコメントを行っている

タイ・マレーシアの訪日ビザ解禁に続き、インドネシア・ベトナム・フィリピンの訪日観光ビザが免除の方向で6月の「観光立国実現に向けた行動計画」に盛り込まれることとなりました。

実際、昨年既に訪日ビザを解禁したタイからは219%、マレーシアからは165.5%前年対比(JNTO発表)の訪日客の伸びで、中韓に偏らない親日国からの訪日大幅層を目指すことはまさに両思いの政策といえます。

さて、ちょうどインドネシアにいましたので、周りのインドネシア人にビザ解禁をどう受け止めたか直接聞いてみました。


「これが本当だったら、本当に嬉しいよ!」(20代 ジョグジャカルタ男性)

「Yeaaay, どうかビザ免除になりますように。。 」(20代 ジャカルタ女性)

「私の周りは(ビザ免除は)デマのニュースだと言ってる」(20代 西ジャワ女性)

「私はちょっと否定的。問題もあるしマルチビザではどう?
 だけどたくさんのインドネシア人に(美しい)日本を見て欲しい」(30代 ジャカルタ女性)

「すでに何人かのインドネシア人からフリービザは本当? 秋のツアーをアレンジしてね、と言われています」(40代 東京在住スラバヤ出身女性)


ツイッターでは、どうでしょうか?

インドネシアは、中国についで世界2位の日本語学習者数の国。日本語でのツイートも多い。

喜びの声が多数ですが、ビザ免除が実現するか不安の声も多いようです。
現在、インドネシア人観光客の9割は、キリスト教や仏教のインドネシア華人が来ています。
このビザ免除が実現し、2020年には1.5億人になるインドネシア人中間層に、日本観光を選んでもらえるよう、ハラル(イスラム合法)と情報交流を整備してまいりましょう!
(アジアクリック/高橋学)

関連記事:
インドネシア人観光客、9割は華人という事実

2014年4月22日火曜日

【トゥクトゥクのドライバーも活用】ASEAN市場のPR戦略、スマホGPS位置情報でビジネスを行う東南アジア人達

「アジアではスマホ」という認識が定着しつつあります。
経済発展著しいASEAN諸国では、PCを飛び越えてスマートフォンで消費者が情報交換しているからです。

■チャットアプリのGPS位置情報で、コミュニケーションする東南アジア人たち

バンコクでも、ホーチミンでも、ジャカルタでも、ASEANの大都市の人たちは日本人以上にスマホから手を話しません。

東南アジアの大家族主義と口コミ文化に根ざし、おしゃべりソフト - iPhoneやサムスンGalaxyなどのチャットアプリで友達や家族と連絡を取り合っています。

しかも、チャットアプリは複数同時使い。
Facebookメッセンジャー, LINE, Whatsapp, WeChat辺りは標準で、インドネシアではこれにBBM, ベトナムにはWeChatの代わりにZaloが加わります。 

ジャカルタで周辺の人を検索してみた例。数百メートル内にどんな人がいるのかが分かる。

日本人にとっては、怖い気がする自分の居場所も、東南アジア人達の多くは楽しんで知人友人とのやり取りに使っています。


■「チェックイン」自体がコミュニケーション。ミャンマーの事例

では、具体的な位置情報コミュニケーションの事例を見てみましょう。

ネット接続スピードが極端に遅いミャンマーヤンゴンの20〜30代ホワイトカラーは、写真投稿が難しいので、今自分がどこにいるかレストランやランドマークに「チェックイン」することが日常のコミュニケーションの中心になっています。


レストランやランドマークにチェックイン、そこの評価も広がる。ビジネスにも重要情報だ。

日本でもLINEのふるふるで周辺の友達が探せますが、数百メートル内にいるユーザーリストまでは安全等の観点から装備されていないのですが、ASEANマーケットでは標準です。


■チャットアプリで、周辺の見込み客にアプローチ。カンボジアの事例

位置情報を使って、ビジネスに応用している人たちがいます。
下はカンボジアで実際に著者に送られてきた営業。
なんと、トゥクトゥク(3輪バイク)のおじさんです。



ホテルに滞在していたのですが、私が100メートル以内にいると知って、アンコールワットなど観光地の写真を送ってきて、素晴らしいところですよ、と音声メッセージ付きで営業してきます。

カンボジアの1日1000円程度の売上のトゥクトゥクのドライバーにも、スマホGPS位置情報チャットアプリが、仕事獲得の武器になっているのです。

バンコクなどでも、スクンビットにいると、近くにいるLady boyなどから声がかかったりします。


■メッセンジャーのGPS位置情報をどうビジネスに活用するか?

では、これだけ使われている位置情報を、私達がビジネスに活用するにはどうしたら良いでしょうか?

1)まず、FacebookページやGoogle地図で位置情報をONにし、消費者がチェックインできるようにする。
2)国とターゲットに合わせたチャットアプリを選択。
3)Pushではなく、Pullで周囲の人からアプローチさせる。
4)情報は「今」立ち寄りたくなる情報、「今」使えるクーポンなどが有効。

まず自分のFacebookページの、チェックイン数と評価★数をチェック。

つまり、日本国内でもお店や観光地のPRに使えます。
東南アジアのPR戦略に、チャットアプリの位置情報を加えましょう。
(アジアクリック/高橋学)


次に読むオススメ記事:
何をつかっているの?東南アジアのチャットアプリ事情
ASEANのスマートフォン事情


2014年4月21日月曜日

ASEAN消費者の今が分かる! 5つのSNSショートストーリー

東南アジアは、口コミ文化。冬のない暖かい国でのんびりと、急ぐことなく大家族で過ごしてきた歴史があります。そして、欧米列強の植民地時代も身を守るのは大家族、友人を中心とした口コミコミュニケーションでした。
今、ASEAN経済統合を目の前にして、急激に経済成長を遂げるアセアン市民の手にあるのは、スマートフォン。東南アジア市民と、市場と会話するには、ソーシャルメディアが欠かせません。今日は5つのショートストーリーでASEANマーケットを学びましょう。

1. 台風被害の中、SNSで助けあい・救助活動:フィリピン

2014年、フィリピンを台風Haiyanが襲い、何千もの命が奪われ何百人もの人々の生活に影響を与えました。分断される人々、しかしFacebookを中心としたソーシャルメディアが助けあいの精神を持って人々の心身の痛みを助けあいました。具体的には、SNSに搭載されているGPS機能でどこにいるFacebookグループで教え合ったり、救助したりできました。

2. LCCの1日特価セールは、クレーム対策!?:シンガポール、マレーシア等
ASEANマーケットでも、やはり効果があるのがセールキャンペーン。
エアアジアやジェットスター、タイガーエアといったASEANベースのLCCは、1日限定セールスを行い、ツイッターでは#ハッシュタグキャンペーンで顧客と距離を縮めています。特価チケット獲得の喜びと、遅延などで度重なる炎上によってバランスを保っているように見えます。

3. スポーツの祭典で民主化をPR:ミャンマー

ミャンマーでは、2014年のASEANスポーツの祭典、SEA gamesにて軍事政権と長年対峙するアウンサンスーチー女史支持と「ビルマ」ブランドを、ソーシャルメディアを通してジャーナリストや旅行者にビルマの現状を伝える活動を行った。

4. 「ニュースのニュース」真実を伝えるSNS:マレーシア、インドネシア等

マレーシアなど、政府によってニュースが操作されてしまう国が多いのもアセアン。それらの国では、政府が流すニュースの真実を伝達する「ニュースのニュース」としてのSNS活用が、市民同士やMalaysian Insider やThe Jakarta Globeといった民間で非常に活発的に行われている。
マレーシア政府の不正選挙に対して、Facebook写真を真っ黒にして抗議を行う。

5. サッカーも、互いの国をSNSで応援するASEAN10

ASEANフットボールチャンピオンシップ-タイガーカップ- では、FacebookなどSNSを通じて、ASEAN各国がお互いの国を大いに応援し合い、新しい時代とASEANの2015年統合への絆の始まりを感じ合いました。


以上の通り、ASEANの人々と、ソーシャルメディアは、彼らの日常と深いつながりを持っています。東南アジアマーケットの事始めは、ソーシャルメディアで彼らと会話から始めましょう!
(アジアクリック/高橋学)
(出展:http://www.businessinsider.my/を参考の上編集)


次のオススメ記事:
ASEAN各国で人気のスマホとその理由

アジアで効果的な誘客手段とは? インドネシアの博物館イベントに見るSNS利用実例

約半数の人がSNSで観光先を決定するアジア

以前の記事でもお伝えしましたが、アジア地域※では、ソーシャルメディアが観光客の意思決定に強い影響を与えています
※中国、香港、インド、マレーシア、シンガポール、オーストラリアを指す

米国eMarketer社の調査によると、旅行先を決める際、実に44%の人がソーシャルメディアを利用。さらに、アジア地域の57%の旅行者がインターネット上の口コミを参考にし、うち42%がフェイスブックの観光地の評判をチェックしているとのことです。

この数字を見れば、アジア地域でいかにソーシャルメディアのプロモーションが有効であることが分かりますね。
では、現地でも実際にソーシャルメディアが主な誘客手段となっているのでしょうか?  
今回はアジアの中でも特にソーシャルメディアの利用率が高い、インドネシアの誘客実例を見てみましょう。



博物館イベント、全体の3割以上がツイッター経由で認知・来館



インドネシアの博物館教育者のグループが、興味深い調査を行いました。
ジャカルタの異なる博物館で行われた6つのイベントで、来場していた2545歳が親の137家族にイベントの認知経路を聞いたところ、口コミが24.8%、ツイッター経由が35%、その他メディアが26.3%と回答したのです。

縦軸は上から口コミ、ツイッター、他のネット媒体、回答なし。横軸はイベント名

博物館では、集客を図るためさまざまなイベントを実施していますが、その告知はほぼすべて、ツイッターやFacebookで行っています。上記ソーシャルメディアを通じて集客をすることで、コストはほぼかかりません。

ソーシャルメディア経由の情報が、日本人の感覚以上に、誘客の実数に結びついているんですね。インドネシアのプロモーションでは、ツイッター利用が必須であり、アジアでの効果的な誘客は、やはりソーシャルメディアを積極的に使う必要があるでしょう。


次の記事のおすすめ
ASEAN消費者の今が分かる!5つのSNSショートストーリー


2014年4月15日火曜日

台湾で日本のあるお菓子が空前のブーム!その販売戦略とは?

 你好!台湾担当のチャニンです。

「日本へ行った友達がブラックサンダーをくれたよ!」
「いいな、どこでも売り切れだよね」

最近、このような会話が台湾の会社や学校でよく聞かれます。


それだけではなく、『ブラックサンダーを買える店』や『自分でもブラックサンダーを作れる!』というテーマのコマーシャルも毎日放送されています。

更に、『ブラックサンダー詐欺』というものも発生してしまいました。
ある女性はFacebookでブラックさんダーを大量購買すると割引があるというので、一気に四万元のブラックさんダーを注文し、お金を振り込んだそうです。
しかし、待てども待てどもブラックサンダーが届かず、結局担当者も見つからないそうです。
このような案件は、なんと三週間の間に、四件も発生してしまいました。


個人的には、このブームがはじめはちょっと信じられませんでした。

なぜかというと、ブラックサンダーは最近発売されたのではなく、2011年から既に発売されていたからです。
しかも発売当時は知名度も人気も高くありませんでした。
私は日本の友人が来訪した時に、友人が勧めてくれたので、ブラックサンダーを知ったくらいです。



そんなわけで、2011年から2013年まで知っている人があまりいなかったブラックサンダーですが、新しい販売戦略のおかげで、今年に入り大人気になりました。

代理店は有名なブロガーや新聞業と連携して、ブログや新聞で紹介しました。
また、販売店は一番重要なポイントである「ブラックサンダーは超人気!」というイメージを作りたいので、毎日少量で販売しています。
そうすると、人気のイメージが強くなり、新聞でもっと紹介されるのではないでしょうか。

ブラックサンダーの味はこうした宣伝の前からとても美味しかったですが、人気を得るためには味だけでなく、その国に合った販売戦略が重要なポイントなのだと改めて感じました。

(アジアクリック・台湾担当/チャニン)

2014年4月14日月曜日

熱帯気候マレーシアの「春」の様子とは?

Selamat Pagi! マレーシアのシャフィックです。

あっという間、4月に入りました。
4月と言えば、日本で春の季節であり、桜の花が開花とともに学校がスタートします。
桜の花はたった2週間で満開しその後花びらがちらちらと散ります。

さて、マレーシアでは、4月の様子はどんな感じでしょう?

 (1年中に咲いているマレーシアの国花、ハイビスカスの花の一種)

マレーシアでは四季がないため、「春」と言う言葉はありません。
ここでは花の開花は「春」という三ヶ月の暖かい季節の時にだけ限らず、1月から12月にかけて1年中ずっと続いています。
もちろん花の種類により異なります。つまり、「一年中、春」とも言えるかもしれません。

(マレーシアの桜:テコマの花。今年の四月にたくさん咲いています)

日本で4月に花の開花と一緒に皆がいつも困っているのは花粉症です。
春の風に飛ばされている花粉は目や鼻に接触しくしゃみ、鼻水などの発生する原因になります。

面白いことに、マレーシアで花粉症がありません。
私もその言葉を始めて聞いたのが日本で留学した頃でした。
マレーシアの蒸し暑い天気が原因で、花粉症は効かなくなると聞きました。


(マラッカ川にある綺麗なブーゲンビリア 、女性たちに人気です)

マレーシアで桜の季節がない代わりに、毎日たくさんの花が見えることは良いポイントでしょう。しかしながら、四季がないことで「春」を楽しむ気分もなく、我々の目で見ると「花」の美しさは少し異なるでしょう。

(アジアクリック・マレーシア担当/シャフィク)


ASEAN各国で人気のスマホとその理由 2014 〜2強+現地事情

SNS大国と言われている、東南アジア。
実際、大家族主義で口コミ文化な東南アジアでは日本以上にソーシャルメディアが使われています。


東南アジア市民がSNSを使っているのは、PCでなくモバイル。スマートフォンです。
日本以上にスマホが伸びているのが、経済発展著しいASEANなのです。

■東南アジアでもiPhone、サムスン強し!しかし第3勢力にマーケット格差を学ぼう!
では、東南アジアでは、どんなスマートフォンが使われているのでしょうか?



東南アジアでも、iPhoneとサムスンの圧倒的勝利です。
しかし、第3勢力に各国マーケットと消費者の行動特性が見て取れます。

「スマホでSNS」は変わりませんが、各国の特徴として
・タイ、マレーシア〜文字より画像、写真撮影してSNSに投稿したい。
・インドネシア〜チャットでおしゃべりしたいが、今までなかった大画面に憧れ!
・ベトナム〜月1,000円でネット使い放題、共感するコンテンツが欲しい
・ミャンマー〜iPhone格好良いが、ビルマ語未対応。サムスンやネット接続速いHuaweiに軍配
・カンボジア〜起きたらFacebook。友達といてもFacebook。のためのiPhoneか変えない人のための安いサムスン。iOSはクメール語に対応。

など。 共通しているのは、どこの女の子は自画撮り大大・大好きですね!

といった特徴があります。これらは、WEBでのPRでも、アプリ開発でも基本として抑えておきたいポイントです。
また、携帯代の支払いは基本的に後払い。SNSまでは使い放題に入っていますが、パケット代はコンビニなどで先払いしてプールしておかねばなりません。


■モバイルコマースにも注目、若く発展著しいASEAN10市場では日本の常識では計れない!

Googleの2013年度データより

PC購入を飛ばして、高性能スマートフォンを手にしている東南アジア市民。
買い物も大好きな彼らは、スマートフォンでのファッションや電気機器の購入にも既に日本と同等の感覚を持っています。
ここで大切なのは、平均年齢41歳の日本に対し、一部を除き平均年齢20代が東南アジアの主役だということです。当然、スマートフォンやSNSといったツールを当然のように使いこなし、そこからの情報で判断行動する消費者たちなのです。

渋滞のインドネシアジャカルタではスマホでファーストフードの出前を取り寄せ、シンガポールでは高級レストランの食事券を共同購入し、マレーシアや台湾ではスマホで学生運動を行っています。

今まで、そして外国である日本の常識では測れないASEAN経済共同体、現地に行って彼らと直接触れてみませんか。
(アジアクリック/高橋学)


■シンガポールに、貴社の営業代理拠点をつくりませんか?
当社が、ASEAN10カ国の観光客とのコンタクトポイント(接着剤)になります。
お問合せはお気軽に。電話 0120−74−1990 メール info@asiaclick.jp



2014年4月12日土曜日

シンガポール・チャンギ空港が4つのSNSキャンペーンを同時スタート!事例に学ぶASEAN市場の攻め方

世界一の空港と2年連続で評価を受けた、 シンガポールのチャンギ空港。
4月はSocial media monthとして、感謝を込めたソーシャルメディア拡散キャンペーンをFacebook、ツイッター、Instagramそれぞれで行っていますので情報共有します。

 Changi空港に花の大オブジェクトも!ASEANはソーシャルメディア大国です。


■Facebook「カバー写真変更」キャンペーン


4種類のチャンギ空港のカバー写真をチャンギ空港Facebookページが用意。それらに自分のFacebookカバーを変えることで、毎週ランカウイ島やモルディブ往復航空券など、7種類ものプレゼントが当たるキャンペーンです。
自分のFacebookカバーを企業のものに変えてしまうの人が多いのが東南アジア流。ASEAN市場では、最近メジャーになってきたキャンペーン手法です。


■ツイッター「RT」キャンペーン


こちらは2種類のTwitterキャンペーン。
1)特定の記事をリツイート(再投稿)でビエンチャンやイポー、スバンなどの往復チケットが各1名に当たる拡散キャンペーン。
2)チャンギ空港初のチケットを写真とってハッシュタグ#をつけてツイートする拡散キャンペーン。

ASEAN内では、主にマレーシア・シンガポール・インドネシアでツイッターがPRに有効ですね。


■Instagram「空港写真投稿」キャンペーン


最後のキャンペーンは、チャンギ空港に関係する写真を、ASEANでも人気の写真共有SNS「インスタグラム」に特定のハッシュタグ#をつけて投稿するもの。選ばれた30枚の写真はチャンギ空港内の特製ディスプレイに展示され、更にうち5名にはチャンギ空港特製ギフトがプレゼントされるとのこと。上の写真のように、既に多数が参加しているようです。


これら、シンガポールやASEANで繰り返し行われているSNSキャンペーンは、効果があることも実証済。私達日本勢も研究して、ブランド強化・訪日推進に活用していきましょう!
(アジアクリック/高橋学)


具体的な、ASEANでのソーシャルメディア実例はこちらから↓
3)マレーシアKFCのアルバイトが投稿したSNS炎上事例
4)ASEAN消費者の今がわかる!5つのSNSショートストーリー

カンボジアのスマホ&ソーシャルメディア事情2014 〜脱獄でスマホとFacebook使い倒し!?

こんにちは、アジアクリックの高橋です。今日はシンガポールからカンボジアに来ています。
カンボジア、というと何をご存知でしょうか? 最貧困国のひとつであり、地雷や植えた子どもたちをイメージされるかもしれません。
しかし最近は変化が激しく、特に情報通信〜つまりスマートフォンの普及によって、また来年2015年末のASEAN経済統合を控えて、目に見えた経済成長を遂げています。
今日はそんなカンボジアの、スマートフォンとSNS事情を現地からお伝えします。

3輪バイクのTuk-tukとバイクが主な交通手段だが、最近はレクサスやローバーなど高級車もよくみかけるように。

■3Gでスイスイ! スマホはiPhoneとサムスンが2大人気。しかし9割が脱獄済!?

スマホで人気なのは、iPhone4, 4S, 富裕層には5。サムソンのGalaxyシリーズは日本と異なり1万円程度の安い機種もASEANでは出回っているのですが大画面が人気の傾向。やはり友達にも見せたりすることも起因しているようです。また、実はカンボジアはちょっとした田舎でも3Gが入るので、スマートフォンでのブラウジングはそれほど苦になりません。
しかし、何とiPhoneではほとんどの人が脱獄(iPhoneの機能制限を違法に開放する手法。有料アプリのコピーも無料で手に入る)しているようです。そんな彼らは空き時間はスマホでゲーム。パズルゲームや育成ゲームなど手軽に気軽に楽しんでいます。もちろん、貧しい方も多いので、勤め先などのPCを使ってFacebookなど楽しんでいる方も多いです。

スマホコーナーで熱心なカンボジア人達。サムスンが廉価で人気。クメール語はサムスンでもiPhoneでも表示できる


■SNSはFacebookが一人勝ち! Instagramやツイッターはあまり使われていない

カンボジアは人口約1500万人。その首都、プノンペンは200万人の人々が働き学ぶ大都市です。実は現在、約8割が大学を卒業し、大学卒の多くは英語がずいぶん流暢に話せます。理由としては、国としては小さく将来隣国での就職を見据えていることが上げられます。そんな彼らが使っているのは、Facebook。英語で使っています。

「朝起きたらまずスマホでFacebookを見る」くらい、彼らは朝から晩までFacebook漬けです。やることは友達と写真を撮ったり、自画撮り、タグ付け、おしゃべりと、とにかくFacebookをコミュニケーションツールとして使い倒しています。

首都プノンペンでも200万人都市といった所で、
娯楽はまだ少ない。友人とのおしゃべりが中心となる


■チャットアプリもFacebookメッセンジャー。Facebook一辺倒でLINEは苦戦、WhatsappやWeChatは使われず

おしゃべり好きなクメール人は、チャットも大好き。LINEも気軽でスタンプ会話を中心に多く使われているようですが、やはりFacebookメッセンジャーに軍配が上がります。最近はFacebookメッセンジャーで無料会話ができるようにもなり、早速活用も始まっているようです。

カンボジアの若い女性の人気は、やはり美容、化粧品。日焼けには特に気を使っています

いかがでしょうか? 英語が達者なクメール人とFacebookで繋がれるカンボジア市場。東南アジア市場の中でも遠く感じるカンボジアの携帯電話事情とSNS事情が少しでも伝われば嬉しいです。
(アジアクリック/ 高橋学)


ASEAN10の他のおすすめ記事:
1)タイの2つの事例から学ぶ、写真キャンペーンの重要性
2)ミャンマーのスマホ、SNS事情。LINE使えず、Facebookはチェックインが人気!
3)タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアのスマホインタビュー

インドネシアにPragmatizens時代到来!市場変動の背景、ビジネスでの重要なポイントとは?

Selamat pagi! インドネシアのロナルドです。
インドネシアでは、最近のデジタルビジネスと言われているものに最も適した、携帯電話の使用率が上昇しています。

その大きな原因は、500.000ルピア(約5,000円)〜1.000.000ルピア(約10,000円)で利用できるアンドロイドを利用する、中流より下の階級の人々の増加です。
統計によると、昨年(2013年)よりも23%もの利用者が増え、2014年現在も増加し続けているとのことです。


ご存知の方もいる様に、『Pragmatizens』というのはpractical(実用的な)という単語から出来ていて、そしてこれは全ての人々が実用的なものを求め、需要のほとんどが携帯電話によって満たされているということを意味しています。

携帯電話があることにより、人々は毎日の仕事や人とのコミュニケーションなどといった、日常の全てのことが一つのガジェットで行うことが出来るのです。
もちろん、このドライブはアンドロイドによるものです。


アンドロイド自体は2009年にインドネシアに導入され、今ではとても人気となっています。
以前はディバイスがとても高かったので、iOSは人気がありませんでした。

しかし先に述べたように、昨今インドネシアの市場規模は中低流階級の人々の部分が莫大に膨れてきたことで、彼らがアンドロイド携帯のプロバイダーのターゲットとなりました。
プロバイダーは中低流階級の人々のおかげで大儲けしました。

これら中低流階級の人々は、最低限の予算で豪華そうに見えるものを持ちたがる傾向、また友達も利用しているブランドを利用したがる傾向があります。


OS(アンドロイド)だけでなく、アプリも人気になっています。
特にチャットアプリ、ソーシャルメディア、ゲームのアプリは、以前から人気です。(※インドネシアの人気アプリを紹介した過去記事はこちら

しかし現在のトレンドは、プロジェクトマネージメントやタスクマネージャーの様なビジネスアプリに変わってきています。
これらのアプリは、幹部社員がオフィス外にいてもタスクをコントロールしたり、仕事の進捗状況を確認し続けたりすることができるよう手助けをしています。

今日、インドネシアに新しいブランドが進出したり、以前からあるブランドが新しいイメージで売り込んだりしています。
ミニマリズム(単純簡潔・非個性化して効果をあげること)化し、近代的で実用的な見た目にすることが、他のものよりも市場に早く入って行ける重要なポイントになる可能性があります。
しかしながら、まずは深く掘り下げたリサーチと市場の勉強が、海外から進出する人々にとって必要不可欠でしょう。

(アジアクリック・インドネシア担当/ロナルド)

2014年4月11日金曜日

東南アジアのネット炎上騒動に学ぶ、対応事例

ソーシャルメディア上で、個人が投稿したクレームや発言がきっかけで引き起こされる、炎上騒動。個人の発信が関係組織や企業を巻き込み、大きなトラブルへと発展するケースが、世界中で多発しています。
勿論、東南アジアも例外ではありません。実際にどのような炎上が起こり、対応がされたのでしょうか。マレーシアの2件の事例と、その対応策を紹介しましょう。



1.市民マラソン運営側への不満の声が、参加ボイコットへと発展l

電池・ライトのグローバル・メーカー「エナジャイザー」がスポンサーとなり、マレーシアで毎年開催されている市民向けナイトレース「Energizer Night Race」。20114月、レース終了後、多くのオンラインサイトで、ランナーたちのレース運営への不満が爆発しました。




ナイトレースに欠かせないヘッドライトの不備、給水所の不足、運営スタッフの怠慢...。そして最もランナー達を怒らせたのは、完走者に証明書とメダルを渡し終えないまま、配布エリアを閉鎖したことでした。
ナイトレースの公式フェイスブックページは、激怒したレース参加者の抗議の書き込みで炎上。さらには、「来年のナイトレースをボイコットしよう」というボイコットページが作成されます。3,000を越える「いいね!」と、不満や苦情の声が集まりました。



レース主催会社は、これらの苦情や問合せのもと、レースディレクターとタイムキーパーの協議を経て計時機器のエラーを認め、公式フェイスブックページ上で謝罪しました。
その後、審判会による決定で、距離ごとの上位入賞者のタイムを公表。参加者全員に登録料の返還を実施しました。結果ボイコットはおさまり、無事、翌年以降もレースは開催されています。

個人のソーシャルメディア上での発言が賛同者を集め、運営責任者からは見えていなかった問題が浮き彫りになったこの騒動。苦情を一時的なものだと流さず、真摯に受け止め対応した結果、運営改善からランナーからの信頼を取り戻すことができたのです。



2.店舗スタッフの悪ふざけに、責任者が個人メールで直に苦情対応

ケンタッキーフライドチキン・マレーシア(以下、KFC)では、賞味期限を書き換えるスタッフの動画がYoutubeに投稿されたことから、公式フェイスブックページが炎上を起こしました。



KFCは、フェイスブックページを新設置し、責任者による問題説明のYoutube動画を、即座にアップ。また、責任者が個人メールアドレスを公開してFAQを受付け、ユーザーとKFC側が意見を交換したのです。
その後、厨房にカメラをつけること、定期チェックを行うこと、教育を徹底することの厳守などの声明を、マレー語と英語で発表。フェイスブック上で細かく丁寧な対応をしたことから、大きな問題にはならずに事なきを得ました。


責任者自らが全面に立ち、問題解決への真摯な態度を表すこと。そして、具体的対応策を迅速に提示すること。どこの国でも、やはりこの基本の対応が重要なようです。


ShareThis

ShareThis