2013年11月25日月曜日

ミャンマーの特殊な携帯電話事情、サムスン一人勝ちの理由はビルマ語にあり!?

今日は民主化が進み経済が目に見えて急拡大するミャンマー(ビルマ)最大の商業都市ヤンゴンから現地携帯電話事情と、現地ソーシャルメディア事情についてを2回に渡ってお伝えする。

ミャンマー最大の商業都市ヤンゴンは人口650万人。
イギリス統治下のゴシック建築群が今なお残る

▼ミャンマーの携帯電話事情、サムスン一人勝ちの理由はビルマ語にあり!? 1分で0.2円消費、画像の送受信は厳しめ。

ミャンマーは多くの企業が進出しており目に見えてインフラが整備されてきているが、まだまだ通信インフラは強いとはいえない。

携帯電話の普及率は10%程度と言われており、最近は、1万円以下はHuaweiが強い。1万円以上だとSamsungが強い。iPhoneは7~8万円程度。でも、iPhoneを持っている人が意外と多い。

現在、SIMカードは2〜4万円程度と高額で、プラス5,000チャット・10,000チャットの通信カードを購入し通話やインターネットが出来る仕組み。インターネットに接続すると、1分あたりGSMが2チャットでCDM, WCDMAが4チャットずつ消費されていく。気をつけなければいけない点は、ほっておいてもインターネットに接続している間は2チャットを消費されていく点だ。よってネットを使わない時は接続をオフにしておく必要があるが、動画や大きな画像(改選の関係で実質表示されないが)を使わなければ数日間の使用には10,000チャット(1,000円)のプリペイドカードで十分だろう。
それでも30KB/s程度。WCDMAだと、500Kbps程度の速度が可能。と低速度ではあるが画像の送受信をしないFacebookやチャット程度なら十分用を足す程度のスピードがある。午前中なら、携帯を使ったテザリングも実用に耐える。
しかし、ATMなど通信機器にも言えることだが、比較的繋がりの良い午前中をのぞいて、午後〜夜間まで断続的にネットの切断が発生し、停電とともにインフラはまだまだ脆弱だ。

昨今、1,500チャット(150円)でSIMカードを販売する動きが始まった。しかしこれにミャンマー市民が殺到、抽選で当たったものから役所で配布される形となっている。また、ミャンマー政府はノルウェーなどの企業に通信インフラの改善を促す委託を実施。今後3年程度で劇的な携帯電話(数千円のスマートフォン〜ギャラクシー、iPhone)の普及が予想されている。


▼ビルマ語に対応していないiPhone、対応可能なサムスン・ギャラクシー

ミャンマー語の説明ガイド。Googleとサムスンの力はヤンゴンでも絶大だ

Android OSもiOSもミャンマー語がサポートされていないため、そのままだと入力も見ることもできない。Samsungは、OSにフォント追加が可能で、ミャンマー語フォントを簡単に入れることができる。その他のメーカーのAndroidはRoot化、iPhoneは脱獄が必要。ただし、アプリでミャンマー語用ブラウザなどがあるので、それを使うとそのアプリ内ではミャンマー語が可能となる。Root化、脱獄、アプリインストール、フォントインストールなどは、携帯ショップでサービスしてくれる。

Google Playでは、ViberやLineなどはミャンマーはサービス対象外の国になっていて、インストール不可。One Mobile
Market などの非公式サイトなどを利用するか特殊な方法でインストールする必要がある。

■iTuneストアだと、ViberもLineもインストール可能。Viberはある程度のユーザーがいるようだ。Lineはほとんどいない。

■Google Playは今年の4月頃からミャンマーでも利用可能になった。ただし、無料アプリのみ。iTuneストアは、去年の4月頃から有料アプリも含め全て利用可能。ただし、国としてミャンマーは公式サポートされていないのでミャンマーのアカウントは作れない。他の国(アメリカや日本やタイなど)のiTuneカードを使ってアカウントを作成する必要がある。

またFacebook投稿など、ビルマ語フォントに対応していない携帯のために、ビルマ語文章を画像にして投稿する習慣もある。

次回は、ミャンマーのソーシャルメディア事情を紹介する。
(アジアクリック/高橋学、協力/後藤修身氏)

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